品谷山から廃村八丁京都北山の桃源郷を歩く

日  時 2011年11月17日(木)
天  候 はれ
山  名 品谷山(しなたにやま)(880.7m) 二等三角点あり
山  域 京都市
行動時間 6時間
アクセス

自宅→京都市内経由して周山街道R162で京北町のウッディー京北(道の駅〔ここが最後のトイレ〕ここの信号を右にR477から府道38で広河原スキー場方向 菅原バス停近くに駐車 自宅より94km 所要時間3時間




菅原バス停→ダンノ峠→佐々里峠分岐→品谷山880m →品谷峠→廃村八丁→刑部滝→四郎五郎峠分岐→ダンノ峠→菅原バス停
京都市に初めて出来た道の駅ウッディー京北
ここでトイレ休憩
R477から府道38をしばらく行くと大悲山口
ここを右に入ると大悲山で一度行ってみたい美山山荘がある
広河原菅原バス停を少し行った所に駐車
出発
8:25
しばらくはアスファルト道 8:39最後の人家より地道になり 8:46この沢の手前まで車で入れるが・・・
この分岐を右に行き2-3mで尾根コースと谷コースの分岐 8:50谷コースは暗い、尾根はしんどいけど展望がある で尾根コースを登る
植林の登り 9:14しばらく尾根を忠実に登るが、この標識が見えたら沢に降り
ます。間違わないでね!!
9:17沢コースと出会った後、急な登りを登り詰める
9:25ダンノ峠 最初の休憩 9:30峠の右の斜面を登る 真っ直ぐ行くと四郎五郎峠
帰りはこちらから帰ってくる
何度か迷いやすい尾根があり、
GPSと赤テープを探して行く
9:50尾根から見える小野村割岳 10:05佐々里峠及び品谷山出合い 10:10枯れた大木
ブナとミズナラの気持ちよい尾根道 百里岳方面
やっと品谷山です 10:30品谷山山頂880m 二等三角点あり
山頂からは又、気持ちよい尾根歩きですが、
尾根が3つに分かれています。間違わないでね??
相方が北山で一番キレイな峠という 11:00品谷峠
廃村八丁まではスモモ谷を下ります。沢伝いの道を、何回も沢を渉ります。もみじやその他の紅葉や黄葉がとてもきれいです
11:34やがて沢がゆったりとして石垣が見えると廃村八丁に
スモモ谷と刑部谷が出会います
非難小屋らしき小屋のまえで休憩
廃村八丁
 八丁山は明治11年6月上弓削村と佐々里村との境界が決定するまで
600年近い争いをしてきた。
1682年 公儀の御留山として立ち入り禁止となる.
1701年 周山吉太夫の請負山となり 上弓削村から3名  
広河原村から2名が炭焼きを職として新畑を開いて居住。
1743年 上弓削村の請負山となり5戸のものも上弓削村の山番として定住。
明治維新になって佐々里村から八丁山払い下げ願いがだされる。
これを聞いた上弓削村も直ちに払い下げを嘆願。 
居住していたの山番5戸を味方につけ上弓削村領と決め和済が決定した。
明治33年には分教場も設けられ児童8人に先生1人が教鞭をとる。
昭和8年 大雪の為 食料が欠乏、
病人が出ても医者の便もなく多くの被害がでて
村を上げて山をあとにする。
昭和11年に廃村となる
石垣も残っています 廃村八丁 の説明板

2005年頃は,まだ残っていたあった旧分教場跡

八丁川を渡ると京大の建物があるが、朽ち果てかけている 鳥居 かなり腐っている この鳥居をくぐり登ると
村を見下ろす高台に八幡宮の祠がありました
川を渡ると小学校跡地 今はほとんど何も残っていません

ドラム缶のセルフ温泉
11:45 その隣に立っていた造林小屋はハイカーの休憩場所になっていた この建物の横を通り、川を渡って行くとトラコシ峠です ここは有名な八丁温泉です
三角屋根の非難小屋前で休憩し、石垣の横を通り谷を登る
12:30四郎五郎峠分岐
私たちは、相方が行ったことがない、刑部滝のある谷コースへ 倒木が多く、谷を何度か右に左にと渡ります
12:50刑部滝の手前の滝
最初はこの滝が刑部滝と思ったが・・・
滝の横の道は梯子が腐りかけて危ない
12:54刑部滝
滝が見れたので、満足だったが、この谷道は
倒木が多いし、道は不鮮明です
13:00刑部滝からしばらく行くと谷から離れ、急斜面を登る
エェェーこの斜面登るのw(゚o゚)w オオー!
悪路の為注意と案内板に書いてある
13:14四郎五郎峠からの道に出会い、
しばらく行くと同志社大学自然環境研究の建物
立ち入り禁止で、近くにはいけなかった
ここにも古い大きな木が立っていた 素晴らしい紅葉です
廃村八丁は人気のコースのようで、平日にかかわらず、
廃村八丁では10人ほどの人に出会いました。
しかし、
この山は危険な所はないですが、初心者の単独行はしてはいけ無いと思います。
とても迷いやすいルートです。必ず、経験者と一緒に歩きましょう。
何度かここに来たことのある相方でさえ、ひとりはちょっと心配と言っています。
今回、GPSを持参し地図と睨めっこする場所が、何度かありました。
地図コンパスは必ず用意しましょう。

渡渉も何回もしますが苔が多くて滑りやすいです。
登山道も滑りやすい所が多いです.
でも、北山がこんなに素晴らしいところだと、実感出来る所です。
13:35緩やかな道をダンノ峠まで帰ります
廃村八丁からダンノ峠までは1時間20分ほどかかりました
菅原バス停には出町柳からバスが一日4便あるようです。 トップに戻る     山旅に行こう
今回の費用  2人分
交通費 ガソリンg132円、15g 1980
ETC:京都市内から寝屋川北 1700
食料 朝・昼食おやつ 888
合計 4568